幼稚園と小学校の先生【意外な役割の違い】親が知っておくべき事実!

幼稚園の先生と小学校の先生って役割に違いがあるの?

先日、息子が通う幼稚園の参観日があり、妻と一緒に参加してきました。

教室の参観をする前に、父兄はホールに集合し、1時間ほど講演を聞く時間がありました。

講師は、数々の小学校で校長先生を努めたあと、現在は幼稚園の園長先生をされている方でした。

講演テーマは「スムーズな小学校の就学に向けた親の心構え」。うちの子も再来年には小学生になるので真剣に講演を聞きました。小学校の校長や園長先生を経験されている方のお話でしたので、タメになるお話がたくさんあってとても勉強になりました。

その講演で学んだことの中に、『幼稚園の先生と小学校の先生の違い』があります。

今まで考えたことがありませんでしたが、幼稚園と小学校の先生ではそもそも役割が違っているそうなのです。その違いに気づかずにいると、小学校に上がってから親のほうが戸惑うことがあるようなのです。

先生は先生のはずですが、一体どんな違いがあるのでしょうか?

幼稚園の先生は「第2のお母さん」

一言で言うと幼稚園・保育園の先生は、先生であると同時に「第2のお母さん」なんです。

もしくは、大きい大きい「優しいお姉さん」とも言えます。

例えば、幼稚園の先生は抱っこをしてくれます。園児がバーっと走って行って「抱っこ!抱っこ!」と言えば、それを受け止めて抱っこをしてくれるのが幼稚園の先生です。

第2のお母さんということで、服装もエプロンをしていますよね。見た目からしてお母さんらしい印象なんですね。

また、帰りの「お迎え」などの時に幼稚園や保育所の先生は、お母さん目線で「今日はこんな事がありましたよ」と話してくれます。こういった先生との会話や情報交換が親としてはありがたい貴重な時間ですよね。

幼稚園の先生は「第2のお母さん・お姉さん」的な役割なんですね。

小学校の先生はあくまで「先生」です

一方、小学校の先生は、あくまで「先生」です。

小学校の先生は基本的に抱っこはしないそうです。確かに、小学校の先生がみんなを代わる代わる抱っこしている様子はあまり見かけないですね。

服装は、汚れたり運動するのでジャージなどは着ていますが、エプロンはしていませんね。お母さんの立ち位置とは違うというのが服装でも分かります。

小学校では直接先生と話す時間も少なくなります。例えば、帰りの「お迎え」というのが小学校ではありません。みんな自分で登下校していますよね。幼稚園だと親が朝一緒に来て先生とちょっと話す。または帰りのお迎えの時に話す機会がありましたが、小学校ではほぼそういうことが無くなります。

連絡帳の違い

幼稚園や保育所によっては連絡帳で毎日の様子を伝えてくれるところもあるようです。ゆっくり話す時間がない場合や立ち話では伝えられなかった時などには便利ですね。

この連絡帳では幼稚園・保育所と比べて小学校では違いが大きくあるようです。

小学校の連絡帳は、幼稚園に比べて先生が書いてくれる量がガクンと減ります。連絡がある場合だけ書いてあったり、用件だけを書いてあることが普通になるようです。

というのも、小学校の先生側から見ると書く時間が無いのです。連絡帳は基本的に、まずは朝、ホームルームの時に全員のをバーっと見ます。大体この辺の小学校であれば30~40人くらいの量です。中には学校側(校長や教頭先生)の指示を仰ぐ必要があるものもあるので、用件や内容ごとに一旦仕分けをします。そして、連絡帳の返事を書けるのはせいぜい昼休みです。

その昼休みも、先生は10分程度でご飯を食べて、余った時間でトイレに行ったり、連絡帳にお返事を書いたりということでほぼ休めないそうです。特に小学校の低学年は帰る時間が早いので、そうやって返事を書かないと帰りの時間に間に合わなくなるのですね。

高学年になると、生徒に「自習」させることが出来るようになります。「10分間本を読んでいてね」とか、「しばらくこれをやっていてね」といった感じです。その間に連絡帳の記入などが出来ますが、低学年ではこれが出来ません。5分もしないうちに「せんせー」って寄ってきます。この状態では連絡帳に多くのことを書けなくなってしまうのは仕方ないですね。

ただし、親の方から学校についての疑問や質問がある場合は、遠慮しないで連絡帳に書いて欲しいとのことでした。というのも、学校と親の間でトラブルになることのほとんどは、意思疎通が取れていないことや勘違いが原因だそうです。なので疑問については連絡帳や電話での問い合わせをぜひ心がけてほしいとのことでした。

支援はするがお世話はしない

幼稚園の先生は、子供の着替えやお世話に関して、一人で出来ないときはお世話してくれます。

小学校の先生は、指導や支援はしますが基本的にお世話まではしません。出来るように支援するのが先生の役割なんですね。

例えば牛乳をこぼしたとします。幼稚園の先生はこぼした牛乳を拭いてくれますが、小学校では「雑巾で拭きなさい」「ハンカチは持ってきてる?」といった感じの指導になるようです。

子供からすれば最初は甘えたくて厳しい印象を持つかもしれませんが、成長に合わせた教育の仕方があることでだんだん自立していくのでしょう。

まとめ

幼稚園の先生と小学校の先生の違いについて、とっても勉強になった時間でした。

小学校に入る前にこういった情報を得ていることで、いざ小学校に入ったあとに戸惑うことが少なくなると思います。幼稚園の参観日に講演を企画して下さったので参加もしやすく、貴重な時間を過ごすことが出来ました。

今回の講演で勉強になったことは他にもたくさんあったので、順次紹介していきたいと思います。

ぜひ参考にして下さい。